ストリームとは?

ストリームの概念

ストリームのデータのやり取りは、基本的に同じ手順で行います。
プログラムとの間に、ストリームと呼ばれる概念を導入する事で、実際の物理的な装置に頼らないプログラミングを可能としています。
ストリームは、「データが通る道」を表す概念で、入力データの通る道を入力ストリーム、出力データの通る道を出力ストリームと言います。

文字ストリームとバイトストリーム

Javaではストリームを実現する為に、沢山のクラスが用意されており、此等は全て「Java.io」パッケージに収められています。
此等のクラスは、文字データの入出力を行う文字ストリームと文字以外のバイトデータの入出力を行うバイトストリームに分けられ、其のそれぞれに入力ストリームと出力ストリームが有ります。

データ入出力の手順

通常、私達が本を読む時は、

本を開く→本を読む(情報の入力)→本を閉じる

と言う手順を踏みますね。
コンピュータでも、其れは同様です。
データの入出力は、以下の手順で行います。

入力ストリーム
入力ストリームの確立→データの入力→入力ストリームの終了
出力ストリーム
出力ストリームの確立→データの入力→出力ストリームの終了

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